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最低賃金法違反の疑いで書類送検 美馬市の縫製会社と女性社長【徳島】

2025年2月17日 18:45
最低賃金法違反の疑いで書類送検 美馬市の縫製会社と女性社長【徳島】
従業員2人に賃金を支払わなかったとして、三好労働基準監督署は17日、美馬市の縫製会社と女性社長を最低賃金法違反の疑いで書類送検しました。

美馬区検察庁に書類送検されたのは、美馬市美馬町で衣服などを製造する会社と71歳の女性社長です。

三好労働基準監督署によりますと、この会社と女性社長は、日本人女性のパート従業員に対し、2024年5月からの2か月分の賃金を、またベトナム国籍の女性技能実習生に対し、2023年12月からの9か月分の賃金、合わせて約100万円を県の最低賃金以上の額で支払わなかった疑いが持たれています。

三好労働基準監督署は賃金を支払うよう指導しましたが、その後も支払われず、会社は今年1月7日に徳島地裁美馬支部から破産手続きの開始決定を受けたということです。

関係者によりますと、書類送検された縫製会社は、主に外国人労働者を雇用して、衣服や下着などを製造していましたが、コロナ禍で人手不足が問題となっていたということです。
最終更新日:2025年2月17日 19:58

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