遠藤周作や室生犀星らと公私ともに交流 徳島ゆかりの名編集者・谷田昌平の企画展【徳島】
遠藤周作ら数多くの著名な作家と交流を持った徳島ゆかりの編集者・谷田昌平について知ってもらおうと、12月17日から徳島市の県立文学書道館で企画展が始まりました。
1923年に神戸で生まれ、少年時代を徳島で過ごした谷田昌平は、31歳の時に「新潮社」に入社。
以来、名編集者として遠藤周作や吉行淳之介ら「第三の新人」と呼ばれる作家らと交流を深めました。
遠藤周作の「沈黙」は、もともと「日向の匂い」というタイトルだったものを、谷田が変更させました。
本の装丁について、室生犀星とやり取りした手紙なども展示されています。
山崎豊子の「白い巨塔」、有吉佐和子の「華岡青洲の妻」も谷田が手がけました。
またプライベートで谷田が撮影した写真からは、柴田錬三郎や安部公房ら、文豪たちの自然な姿を見ることができます。
(徳島県立文学書道館 成谷麻理子学芸員)
「『徳島がふるさと』だという編集者がたくさんの著名作家と交流して、たくさんの名作を世に送り出したということを驚かれると思います。徳島の皆さんに、ぜひご覧いただきたい」
この文学特別展「編集者・谷田昌平と第三の新人たち 徳島編」は、徳島市の徳島県立文学書道館で2025年2月11日まで開かれています。
1923年に神戸で生まれ、少年時代を徳島で過ごした谷田昌平は、31歳の時に「新潮社」に入社。
以来、名編集者として遠藤周作や吉行淳之介ら「第三の新人」と呼ばれる作家らと交流を深めました。
遠藤周作の「沈黙」は、もともと「日向の匂い」というタイトルだったものを、谷田が変更させました。
本の装丁について、室生犀星とやり取りした手紙なども展示されています。
山崎豊子の「白い巨塔」、有吉佐和子の「華岡青洲の妻」も谷田が手がけました。
またプライベートで谷田が撮影した写真からは、柴田錬三郎や安部公房ら、文豪たちの自然な姿を見ることができます。
(徳島県立文学書道館 成谷麻理子学芸員)
「『徳島がふるさと』だという編集者がたくさんの著名作家と交流して、たくさんの名作を世に送り出したということを驚かれると思います。徳島の皆さんに、ぜひご覧いただきたい」
この文学特別展「編集者・谷田昌平と第三の新人たち 徳島編」は、徳島市の徳島県立文学書道館で2025年2月11日まで開かれています。
最終更新日:2024年12月18日 10:59