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どうなる?新ホール 今後の展開を記者が解説【徳島】

2024年10月8日 20:43
どうなる?新ホール 今後の展開を記者が解説【徳島】
(小玉)
「取材している小喜多記者に聞きます。新ホールはどうなるんでしょうか」

(記者)
「知事と市長のトップ会談で計画は前に進むと思われましたが、徳島市議会の抵抗は県側の予想を超えていました」
「8日未明に可決された、県市基本協定の改定に議会の議決が必要となる条例は、県のペースで進む新ホール整備を阻むものです」
「条例案を提出した議員らは、これにより、知事と市長の合意に市議会がストップがかけられると考えています」

(小玉)
「打開策はありますか?」

(記者)
「一つは「県市協調」を白紙にして、県単独で藍場浜公園西エリアに県立ホールを作ることですが、こうなると、のちのち徳島市中心部のまちづくりに支障をきたすことは目に見えています」

(小玉)
「アリーナや中央卸売市場など、ホール以外にも課題はたくさんありますよね」

(記者)
「もう一つがこちらです」
「地方自治法176条に基づき、今回の条例案を遠藤市長が拒否することです。この場合、市議会で再度審議されることとなり、再議決には、3分の2以上の賛成が必要になります」
「あとは根気よく市議会を説得することですが、県議会の中には、この市議会の混乱ぶりを見て、もうそれは難しいと見る議員もいます」

(小玉)
「旧文化センター跡地に戻ることは考えられませんか?」

(記者)
「今のところ、知事、市長ともにその考えはありません」
「いずれの言い分にも一定の正当性はあると思いますが、どこかの時点で決断しないと、いつまで経っても新ホールはできません」
「こんなことをもう30年も続けているのが現状なんです」

(小玉)
「小喜多記者でした」
最終更新日:2024年10月8日 21:40

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