TSMCや空港、高速ICに近い 西原村が新工業団地を整備 7月から分譲受付開始
TSMCの進出で関連企業の進出や工場の増設が相次いでいることを受け、西原村は新たな工業団地を整備し、分譲の受け付けを始めると発表しました。
西原村が新たに工業団地を整備するのは、西原村鳥子地区の約12ヘクタールです。TSMCやセミコンテクノパークへは車で15分から30分程度、熊本空港まで10分、九州自動車道の益城熊本空港インターまで20分の場所に位置しています。
西原村は、TSMCの進出で関連企業の進出や工場増設が活発になっていることを受け、総事業費約12億円で2022年度から新たな工業団地計画を進めていました。分譲するのは約2.4ヘクタールから0.4ヘクタールの6区画で、製造業を対象としています。
村によりますと、現在までに不動産や金融、台湾関連の企業など10数社から問い合わせがあったということです。
■西原村 吉井誠村長
「高圧や工業用水道、上水道、光回線、排水関係も完成すれば全部整備ができている。交通の便も大変よいかと思います」
分譲の受付は7月8日から8月30日までで、県道の改良工事部分を除き、2026年1月の引き渡しを予定しています。