「優雅に咲かせ天井の桜」 歴史ある神社で高校生が天井画を修復
1200年以上もの歴史ある神社。天井画を高校生が修復しています。
氷川町にある、743年創建と伝わる「立神熊野座神社」。
台風などの被害で2025年に修復作業が行われ、現在地域住民が改修費の積み立てや寄付金の募集を行っています。
中でも老朽化が進んでいるのが天井画。
地域住民らはこの天井画の製作を八代工業高校に依頼し、高校側も地域貢献活動として協力しています。
20日はインテリア科の3年生6人と作業を行い、氷川町の木「桜」の枝と月が描かれた板に消しゴム印で花を描きました。
■八代工業高校インテリア科3年・山田真央さん
「通常天井画は一枚一枚にいろんな花が咲いているものが多い。今回大規模な一枚絵を作るということで 迫力などいろいろ感じてもらえれば」
■実行委員長・森田忠博さん
「これが後世まで残るのかと思えばけっこうやりがいがあるというか楽しい作業になっています」
天井画は来年1月頃の完成を目指していて、改修後の拝殿の天井に設置されるということです。