県外にいる若者の熊本県内での就職促進 九州最大級の専門学校グループと就職支援協定
熊本県は26日、福岡県内にある九州最大級の専門学校グループの麻生塾と就職支援協定を結びました。
県庁で行われた締結式では、木村知事と麻生塾の麻生健理事長が協定書に署名しました。熊本県は、進学などで県外に住んでいた人が地元に戻るUターンや、県外で生まれ育った人が地元を離れて熊本県内で就職するIターンなど、若者の県内での就職を目的に県外の大学や専門学校と連携して学生の就職を支援する協定を2015年から結んでいます。今回、協定を結んだ麻生塾は20校目で、九州の専門学校との協定締結は初めてです。
麻生塾は福岡県内で12校の専門学校を運営する九州最大級の専門学校グループで、7000人近くの学生が在籍し、そのうち約200人が熊本県出身者です。麻生塾の麻生健理事長は、「今回の協定で熊本の魅力、熊本の企業の魅力を学生に理解してもらえるよう尽力したい」と述べました。