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テロリストが船に潜伏との想定 テロに対する水際対応の合同訓練

2024年2月16日 12:04
テロリストが船に潜伏との想定 テロに対する水際対応の合同訓練

宇城市三角町の三角港で14日、テロに対応する合同訓練が行われました。

この訓練は、関係機関の連携強化や水際対応の能力向上を目的に行われ、熊本海上保安部や宇城警察署など10の機関から約40人が参加しました。

訓練は、三角港入港予定の旅客船内にテロリストが潜伏し、船内に発火物を設置した可能性があるとの想定で行われました。警戒区域を設定し、入管と税関による立ち入り検査や車載型エックス線検査装置で手荷物検査を行ったところ、拳銃のようなものを発見。刃物を振り回して暴れた男の身柄を確保した後、船内のエントランスで発火物が燃えたことから、消防と海上保安部による消火活動が行われました。

■熊本海上保安部 小野純部長
「5月に新型コロナが5類に分類され、人や物の動きが活発化している。関係機関の連携を確認して、水際におけるセキュリティー対策に万全を期していきたい」