電気工事業の事業承継が成立「技術や人脈を次世代に引き継ぎたい」
熊本県合志市で電気工事業の事業承継が成立し、このほど調印式がおこなわれました。
事業承継は、合志市で特殊電気工事業を営んできた藤原一文さん(73)と電気工事会社の社員だった宮﨑航さん(37)との間で成立しました。
藤原さんは、2008年から特殊電気工事業を営んできましたが、年齢を理由に一時は廃業を検討していました。
しかし、培ってきた技術や人脈を次の世代に引き継ぎたいと、商工会などと協議を重ね、会社からの独立を考えていた宮﨑さんがみつかったということです。
宮﨑さんは半導体関連企業の進出で今後、電気工事の需要が増えるとみています。
また藤原さんは、宮﨑さんが引き継いだ会社の役員として指導や助言をするということです。