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【支援】熊本の鉄道会社が企画 のと鉄道「応援切符」先行販売 3月から全国販売

2024年2月27日 19:20
【支援】熊本の鉄道会社が企画 のと鉄道「応援切符」先行販売 3月から全国販売
能登半島地震で被災した「のと鉄道」を支援しようと、熊本県内の第三セクターの鉄道会社が27日、「応援切符」を先行販売しました。

(かけ声)
「がんばれ!のと鉄道!応援してま~す」

熊本県庁でのと鉄道「応援切符」の先行販売をしたのは、肥薩おれんじ鉄道と南阿蘇鉄道、くま川鉄道の3社です。能登半島地震で被災した第三セクター「のと鉄道」は、今も一部区間で運休が続き、4月上旬の全線再開を目指しています。

売り上げを復旧支援にあてようと、「応援切符」の販売を全国の鉄道会社に呼びかけたのは、熊本豪雨で被災したくま川鉄道でした。
■応援切符を企画したくま川鉄道 永江友二社長
「熊本地震や熊本豪雨で熊本県の鉄道会社は被災し、全国の鉄道会社から支援を受けた。鉄道のつながりがすごくうれしくて心強かった」

のと鉄道へとつなげる支援の思い。切符を購入した人たちは。
■購入した鉄道ファン
「がんばれ応援のと鉄道さんということで、鉄道ファンだからこそ、少しでもお金を落とそうと思って購入しました」
「1社だけではどうにもできないことでも、他社と力を合わせて支援する。自分たちは応援切符を買うということしかできないので、少しでも力になれればと思う」

切符右側の行き先には、のと鉄道の駅、左側の出発駅には架空の駅名が書かれています。
■くま川鉄道 永江友二社長
「のと鉄道を応援したい、のと鉄道に思いを届けたいという思いで作っているので、皆さんの思いが届くと思います」

応援切符は、3月から全国36の鉄道会社で販売されます。