経済効果は年間110億円 立山黒部アルペンルート 日本政策投資銀行が試算
15日今シーズンの営業が始まった、立山黒部アルペンルートについて「経済効果は年間110億円に上る」との試算が発表されました。
日本政策投資銀行北陸支店が3月発表した試算=こころみの計算によりますと、アルペンルートがもたらす交通、宿泊、飲食などの直接的な経済効果は年間でおよそ68億円に上るとしました。
さらに、間接的なものを加えた経済効果は全体でおよそ110億円で、これは県が示している観光業の経済波及効果のおよそ7%に上ります。
日本政策投資銀行は観光客の県内周遊を促す交通手段の整備や他の観光地との差別化などに取り組む必要があると指摘しています。