滑川市と射水市で高齢女性死亡相次ぐ 熱中症の可能性
富山県内で、熱中症ではないかとみられる高齢者の死亡が相次いでいます。4日、滑川市の畑と射水市の田んぼで見つかった女性の遺体について、警察は、熱中症の可能性があるとみて調べています。
警察によりますと滑川市寺町の畑では4日午後7時45分ごろ、近くに住む無職の奥村ヨシイさん(88)が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
奥村さんはあお向けに倒れていて、目立ったけがや着衣の乱れなどはありませんでした。警察は熱中症の可能性も含めて司法解剖を行い、死因などを調べることにしています。
また、4日朝に射水市市井の田んぼで遺体で見つかった大木あきこさん(84)は司法解剖の結果、3日の午前9時から午後3時ごろの間に亡くなったとみられることがわかりました。警察は熱中症で亡くなった可能性があるとみて調べています。
県内には、3日と4日に熱中症警戒アラートが出されていました。