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富山市の関係断絶めぐる訴訟 敗訴の教団関連団体などは控訴の意向

2024年10月9日 19:45
富山市の関係断絶めぐる訴訟 敗訴の教団関連団体などは控訴の意向
いわゆる“統一教会”と関係を断つと表明した富山市長の発言で名誉を傷つけられたなどとして、教団の関連団体や信者が富山市に対し損害賠償を求めた裁判で、富山地方裁判所はきょう原告側の訴えを退ける判決を言い渡しました。

原告である信者と、富山県平和大使協議会の鴨野守代表理事は裁判後に会見を開き、判決内容を「全く承服できない」として、ともに控訴する意向を明らかにしました。

信者「不当判決だと私は声を大にして言いたい。私達の全面的な敗訴、何一つとして私達の言い分は取られることはなかったというふうにこの判決文を見て思った」

旧統一教会はこれまで知事選や衆議院選挙、富山市長選挙などで自民党の候補者を応援してきましたがー。

富山県平和大使協議会 鴨野守代表理事
「議員さん十何人の後援会組織を作って先生方の政治活動を応援したり、誕生会をしたり、懇親会をしたりということで年間数多くの議員、有識者の皆様といろんな地域の後援会活動、文化活動といったものをやってきましたが、そうしたものの一切がですね一切ができなくなった」

鴨野代表理事はこのように述べ、今月27日に投開票が行われる知事選と衆議院選挙への対応は、信者それぞれの判断に委ねていると明かしました。

信者「今の自民党さんの姿勢が正直、腹の立つ話ばかりで私達も精一杯、(衆議院富山1区選出の)田畑先生を応援してきましたけれども全く、正当性というものを全くお話してくださっておられませんし自民党さんをすんなりと応援できるかと思ったらなかなかちょっとー心がついてこない部分はある。どこからでも結局毛嫌いされているわけですから」
最終更新日:2024年10月9日 19:45
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