例年より気温が高い大寒 上市町の寺院で恒例の寒修行
きょうは二十四節気の「大寒」です。1年で最も寒い時期になりますが、暦とは裏腹に寒さは緩み、富山市の最高気温は13・5度と3月下旬並みでした。そんな中、上市町の寺院では、境内にある滝に打たれる恒例の寒修行が行われました。
上市町の大岩山日石寺で恒例となっている「寒修行」。
午前9時の境内の気温は3度、滝の水温は5度でこの時期にしては高いということですが、厳しい寒さには変わりありません。
白装束姿の参加者たちは水の冷たさをものともせず、無病息災などの思いを込めて滝に打たれていました。
「あー、あー、」
「最高です 体が凍りそうです」
「本当冷たくて 重さで首が折れるかと思いました」
「空手の全国優勝です」
「オス!」
「寒すぎる 震えが止まらん」
滝行で冷え切った体を温めてくれるのがドラム缶風呂です。
「あったけえ、はは、マジであったかい 」
「娘の合格祈願と、家族の健康。とにかく頑張って合格してもらえれば」
それぞれの思いを込め滝に打たれた参加者たちはすがすがしい表情を浮かべていました。