【発表】入善町の新年度予算案 消滅可能性自治体からの脱却に向けた取り組みを進める

入善町はきょう、一般会計で114億8000万円余りの新年度当初予算案を発表しました。
消滅可能性自治体からの脱却に向けた取り組みを進めます。
入善町は去年、人口戦略会議の消滅可能性自治体に該当したことを受け、脱却に向けて全職員から募集した政策を事業化し、新年度予算案に反映しました。
主なものは、体調に不安を抱える妊婦に対しタクシー券3万円分を支給する事業に305万円を計上したほか、中央公園の利便性向上とにぎわいづくりに向けキッチンカー用の区画を整備し飲食店などを公募する事業に210万円を充てています。
また、入善高校農業科の生徒が町内の農家に1週間程度ホームステイし、農業体験をする事業では、受け入れ農家に対し生徒1人あたり1日5000円を支援するための21万円を盛り込んでいます。
入善町はこの新年度予算案を来月4日に開会する町議会に提出します。