富山地鉄が発表 所有する1両について組み立て記録の改ざん判明
鉄道車両に関するJR貨物のデータ改ざんに伴い、全国で点検が進められる中、富山地方鉄道は所有する1両について輪軸組み立ての記録改ざんが判明したと発表しました。
富山地方鉄道によりますと、改ざんがあった車両は2019年に運行を始めた東急電鉄から購入したものです。
4輪軸の組み立て作業において組立圧入力が低い値であったにも関わらず、作業を行った会社が記録を改ざんしていたと、先月27日に連絡を受けたということです。
この車両については、危険な状態ではないことが確認されていますが、富山地鉄は適正な圧力で組み直しを行います。
一方、あいの風とやま鉄道は所有するすべての車両で正しい値であったことを確認したとしています。
JR貨物が車両の車輪と車軸を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題を受け、全国で点検が進められています。