ホーム開幕戦を前に　「B1」復帰を目指す新生グラウジーズ

プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」の新たなシーズンが開幕しました。

昨シーズン、トップリーグの「B1」で最下位に終わった富山グラウジーズは今シーズン、「B2」で戦います。

1年での「B1」復帰を目指しあすからのホーム開幕戦に臨む新生グラウジーズを取材しました。

新しいメンバーで新シーズンに臨む富山グラウジーズ。

「B1」で闘った昨シーズンは得点数が最下位、失点数がワースト2位と苦しみました。

最下位に沈み、「B2」降格に。

1年での「B1」復帰へ、チームは主軸を変えずに新戦力を加える形で戦力の底上げを図りました。

中でも注目の新戦力は・・・フェルプスB2愛媛から移籍したユージーン・フェルプス選手です。

強みは。

「リバウンドですリバウンドは試合の鍵になるし大学時代のコーチが「リバウンドはお金だと思え」と言っていたことが印象に残っています　お金が好きなので喜んでリバウンドをとりにいきます」

昨シーズン、B2で得点王とリバウンド王の2冠を獲得した実力者。

B1復帰にはフェルプス選手の活躍が不可欠です。

そして、今シーズンのキャプテンを務めるのは秋田から加入した藤永佳昭選手です。

チームのまとめ役として期待されています。

「ゲームコントロール　ポイントガードとしての見せ場　ガードがしっかりしてないと　コート上の監督と言われるポイントガードなんで　自分がしっかりリーダーシップをとっていきたい」
佐伯キャスター「プレー以外にも声を出してチームメイトを鼓舞しているのが印象的です」
「エナジーを与えられるように　若い選手を引き上げられるようにやっていきたいなと思っています」

こうした新戦力とこれまでの選手とを束ねるのがダビー・ゴメス新ヘッドコーチです。

情熱溢れるコーチングで昨シーズンは滋賀をB1昇格に導きました。

自身の強みを聞きました。

「コミュニケーションが強みです　チームのメンバーとはもちろん、チーム外の人ともコミュニケーションをしっかりとりたいと思っています」

各選手も新ヘッドコーチとつくる新たなチームに手ごたえを感じています。

富山一筋に17年目を迎えたベテラン水戸健史選手は。

「すごいエネルギーに溢れてるコーチ　僕たち選手たちもそのエナジーを引き継いで今シーズンはたくさんの笑顔が会場で見られるように頑張っていきたいと思います」

富山在籍4年目のシューター野﨑由之選手は新ヘッドコーチの戦術の中で強みを生かしたいと話します。

「ダビーHCのバスケットだと　シューターがすごい大切になってくるバスケットをしている　シュートを決めるだけでなくて　おとりになったりスペースを広げてビッグマンを活かしたり戦術をしっかり理解してがんばる」

今シーズンから背番号を「28」に変えた野﨑選手。

同じ背番号で、富山出身のあのNBAプレイヤーの存在から刺激を受けているとして、チームをもっと盛り上げたいと意気込みます。

「八村塁選手は2月8日生まれで誕生日一緒なんですよ知ってました？」
佐伯キャスター「まさかの共通点が」
「けっこう自慢してました小っちゃい時から」

新戦力を加え力強さを増した新生グラウジーズ。

1年での「B1」復帰に向け勝負のシーズンが始まります。

「クラブにはB1復帰という目標があります　全員の目標です　まず選手たちが勝つんだというメンタリティを持つ必要があります　それを手助けするのが私の仕事です　目標を必ず達成します」

ホーム開幕戦が富山市総合体育館で行われます。