久し〝ブリ″ 改修の大水槽に雄姿戻る 富山・魚津水族館
老朽化のため改修をした魚津水族館の大水槽にきょう、ブリ60匹が運び込まれました。
「バシャバシャバシャ・・」
いきのいいブリが次々とすくいあげられていきます。
魚を運んでいるのは魚津水族館の職員たち。慎重かつ急いでドンドン搬入していきました。
水と一緒に魚を運べる特別なタモを手に、運ぶ!運ぶ!駆けあがる!
大分で養殖された体長およそ50センチのブリあわせて60匹が人気展示「富山湾大水槽」に入れられました。
飼育員・吉岡映美さん「多少なりともブリたちにはストレスになるのかなと思うので、職員もみんな少しでもストレスないようにと思って全力で走ったりとかしてます。富山湾の王者ということで、雄大に泳ぐ姿を楽しんでいただきたいなと思います」
大水槽は老朽化で水漏れが見つかるなどしたため、水族館がクラウドファンディングを行いました。
その結果、目標の2倍を上回る4600万円余りの支援が寄せられ、先月から16年ぶりに改修工事を行っていました。
マダイやカンパチもきょうから大水槽の仲間入り。
水族館は1か月後にエイを水槽に戻す予定で改修前から一部、魚種を変更して、20種・およそ130匹を展示する予定です。