14日午後から夜にかけて、岩国市でクマとの接触事故やクマの痕跡情報が相次いで4件相次ぎました。

岩国警察署によりますと、14日午後2時ころ、岩国市美和町のさかうえこども園から北西におよそ500mの民家付近の畑で、栗の木に熊棚が作られ、その近くにクマのふんがあるのが確認されました。

さらに午後4時前、岩国市錦町の深須駐在所から南西におよそ1.1kmの畑で、栗の木に熊棚が作られているのを確認。

さらに午後4時45分ころ、岩国市美和町のさかうえこども園から西におよそ750mの民家敷地内で、柿の木にクマの爪跡とふんがあるのが確認されました。

さらに午後7時半ころ、岩国市美和町の美和東小学校から南東におよそ400mの県道岩国美和線で、軽乗用車がクマとみられる動物と接触する事故がありました。
クマとみられる動物は体長1mほどで、南方面に逃げ去っていったということです。
この事故によるケガ人はいませんでした。

警察ではパトカーによる付近の警戒を強めています。