色や香り、そして味…山口で「きき酒」の競技会 6つの酒蔵から10人が参加
山口県内の酒蔵の経営者や従業員がきき酒の能力を競う大会が山口市で開かれました。
来年夏の中国大会の予選を兼ねたこの競技会には、県内6つの酒蔵から10人が出場しました。
競技では、銘柄を伏せて置かれた県内の純米酒と純米吟醸酒15種類を色や香り、そして味を確かめながらきき酒をし、順位を付けます。味を判別する能力が問われる競技ということです。
(はつもみぢ 原田康宏社長)
「日本酒はいろんな特徴が合わさって1つの味になるので、それを逆にひとつひとつ紐解いていく、いろんな要素を探り当てていく」
休憩後、番号がシャッフルされた15種類を再度、きき酒をして順位を付け、1回目の順位と2回目の順位の差が小さいほど高得点となります。
審査の結果、酒井酒造の藤本 俊さんが優勝しました。
今回の上位3人は来年8月に鳥取市で開かれる中国5県のきき酒競技会に出場します。