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鳥インフルエンザの陽性確認~山口・防府の養鶏場~27日午前までに殺処分、消毒を終える

2024年1月27日 7:23
鳥インフルエンザの陽性確認~山口・防府の養鶏場~27日午前までに殺処分、消毒を終える

 山口県防府市の養鶏場で死んだニワトリをPCR検査したところ27日、高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。

 山口県によりますと26日午後2時、防府市の養鶏場から「鶏に異常が見られた」と通報があったということです。

 中部家畜保健衛生所が緊急立ち入りし簡易検査したところ、A型インフルエンザの陽性が確認されました。

 PCR検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。

 農場は、防府市台道にあり、ニワトリやアヒルなど合わせて23羽を飼育し26日までに9羽が死んでいるということです。

 県は、27日午前8時50分までに殺処分と農場の防疫作業を終えました。

 県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは、2014年12月以来およそ9年ぶりとなります。

 なお、10キロ圏内に100羽以上を飼育する養鶏農家は2戸あり、そのうち1戸で2万1200羽のニワトリを飼育しているということです。