周南公立大の新校舎が完成 春からは学部再編で定員増
周南公立大はこの春から学部が再編され入学定員も増加します。
これにあわせ、整備を進めていた新校舎がこのほど完成し20日、記念式典が行われました。
式典には高田隆学長や関係者などがテープカットを行い新校舎の完成を祝いました。
新しく完成した校舎は5階建てでのべ床面積はおよそ6600㎡総事業費はおよそ30億円となっています。
周南公立大学は看護や福祉、それにデータサイエンスにも力を入れようと新年度から学部を再編し3学部5学科となります。
入学定員も280人から480人に増加します。
新校舎の3階から5階は教室や看護学科の実習室などがおかれていて最新式のデジタル解剖台を取り入れ人体をより詳しく学ぶことができます。
1階や2階は吹き抜けの構造で学生や市民の交流の場になるようカフェを設置したり市民向けの公開講座を開いたりする予定です。
(周南公立大学 高田隆学長)
「地域の方々も来ていただいて学生と一緒にあるいは教職員と一緒にこの地域を考えてこの地域が豊かになるにはどういうふうになったらいいか思っていただける場所にしていただければ」
新校舎の利用は来月1日からカフェのオープンは5日からとなっています。