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【山口天気 朝刊10/29】天気下り坂 午後は本降りの雨に 台風の接近に伴い 週末にかけて警報級の大雨の可能性も

2024年10月29日 7:13
【山口天気 朝刊10/29】天気下り坂 午後は本降りの雨に 台風の接近に伴い 週末にかけて警報級の大雨の可能性も

●天気は下り坂。徐々に南から前線による雨雲が接近し、特に昼過ぎから県の中部・東部を中心に本降りの雨に
●日中の最高気温は、各地で20度前後。外に出る際は厚手の上着を準備するなど、身体を冷やさないようご注意を
●台風21号の影響で、11月1日(金)から2日(土)頃にかけて、季節外れのまとまった雨。降り方次第では警報級の可能性も

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県内は湿った空気の流れ込みで、きのう28日(月)から雲が広がっています。
この時間にかけて、まとまった雲は太平洋側へと進みましたが、県内はまだ広い範囲で雲が目立っています。

この先、東西に大きく伸びる前線は九州の南に遠ざかりますが、午後にかけて再び北上し、県内に接近する予想です。

徐々に南から前線による雨雲が接近し、特に昼過ぎから県の中部・東部を中心に本降りの雨となる予想です。
夜遅くになると、まとまった雨雲は東へと抜けて、あす30日(水)の未明ごろには、広く雨は止むと見込んでいます。

日中の最高気温は、各地で20度前後。きのう28日(月)と比べ、2~3度ほど低くなるところが多くなりそうです。外に出る際は厚手の上着を準備するなど、身体を冷やさないように注意してください。

一方で、現在 台風21号は暴風域を伴いながら、フィリピンの東を北西に進んでいます。
この先、あさって31日(木)から11月1日(金)にかけて、非常に強い勢力で、台湾を通過する予想です。
2日(土)になると東よりに進路を変えて、3日(日)には南西諸島に進む予想です。

この時点で、台風の形は崩れ熱帯低気圧へと変わる見込みですが、秋雨前線の活動も活発化すると、県内では11月1日(金)から2日(土)頃にかけて、季節外れのまとまった雨となり、降り方次第では警報級の大雨の可能性もあります。異例の大雨に対し防災への意識も高めて、今後も最新情報を確認するようにして下さい。

あす30日(水)は、県内は高気圧に覆われるため、日ざしが届きますが、あさって31日(木)の午後から雲が広がり出し、再び天気は下り坂に。
台風21号の接近に加え、秋雨前線の活動活発化も合わさり、11月1日(金)と2日(土)を中心に、11月としては異例の大雨、風も少々強まるおそれがあります。台風の進路次第で、雨の強さや降り始めのタイミングも変わるため、引き続きこまめに最新情報の確認をお願いします。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

最終更新日:2024年10月29日 7:13