10月26日は日本で最初の原子力発電が成功した日で「原子力の日」とされています。

　その原子力の日を前に上関町で原発や中間貯蔵施設の建設計画に反対する集会が開かれました。

　集会は上関町の3つの反原発団体が開いたもので県内外からおよそ200人が参加しました。

　コロナ禍の影響で開催は4年ぶりとなっていてことしの集会では、中国電力が8月に上関町に立地可能性調査を申し入れた原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画についても白紙撤回を訴えました。

（上関原発を建てさせない祝島島民の会 清水敏保代表）
「上関原発計画を白紙撤回そして中間貯蔵施設の反対運動 これを全国の皆さんと連体し1日でも早く潰していくことを私たちも新たに思っているところです」

　集会では中間貯蔵施設の問題点を訴える講演が行われたほか、「原発のない安全で安心して暮らすことが出来る社会をつくる」ことなどを掲げた集会アピールが採択され、原発反対を訴えながら町内を練り歩くデモ行進も行われました。