パートナーシップ宣誓制度 4月1日からは山口市と阿武町でもスタート
同性カップルのパートナーシップ宣誓制度は山口県内では4月1日から山口市と阿武町で始まりました。
山口市役所には午前9時、1組のパートナーが、宣誓に訪れました。
山口市在住のあきらさん30代と島根県出身のうららさん30代は、2年ほど前に出会い、現在同居していると言うことです。
ふたりとも戸籍上では女性ですが、あきらさんは、性自認は男性と言うことです。
「パートナーシップ宣誓制度」は、性的マイノリティのカップルに対し、自治体が独自に証明書を発行することで、法律婚のカップルにしか認められていない手続きやサービスの適用範囲を拡大するものです。
【あきら(仮名)さん】
「本当に心からうれしく思いますし」「いつか日本で同性婚が認められるんじゃないかということが自分の希望になりました。セクシャルマイノリティの人たちがいろんな思いをもって生きてきた。自分が第一歩と思っています」
山口市によりますと、合わせて2組がパートナーシップの宣誓を行ったということです。