救急搬送時に高齢者を乗せたストレッチャーが転倒 命に別状なし 岩国地区消防組合
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25日夜、岩国市の福祉施設で84歳の男性患者を救急車に乗せる際にストレッチャーが横転する事故がありました。
男性は頭を打ちましたが命に別状はありませんでした。
岩国地区消防組合によりますと、きのう午後8時すぎ、岩国市の老人福祉施設から84歳の男性が息苦しさを訴えているなどと119番通報があり、中央消防署の消防車1台と隊員3人が現場に向かったということです。
男性をストレッチャーで救急車に乗せる際に隊員の1人が後ろのドアを開けようと両手を離したところストレッチャーが横転しました。
隊員はストレッチャーが不安定な状態であることを確認していなかった可能性があるということです。
患者の男性は頭を打ちましたが命に別状はなく、その後、市内の病院に搬送されました。
岩国地区消防組合では「多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。職員に対し救急活動時における安全管理を徹底し再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。
最終更新日:2025年2月26日 14:52