子育て支援事業のPRに光高校演劇部が一役!動画が完成…背景には「部活動の地域移行」
高校生が地域の課題解決に一役買いました。
光市の子育て支援事業のPR動画を光高校演劇部が作成、市長に完成を報告しました。
<PR動画>
「絶対河村勇輝みたいになるからバスケットクラブに入る!」
「無理無理、お母さん仕事あるから送迎できないからね」
「バスケクラブって中学校の部活だろ?」
「部活動の地域移行と言ってね中学校の部活動がなくなって地域クラブになるの」
今回、子育て支援事業=ファミリー・サポート・センターのPR動画を作ったのは光高校演劇部です。
ファミリー・サポート・センター事業は子育ての援助を受けたい人と援助を行いたい人がそれぞれ会員登録し、子どもの預かりや送迎などをサポートしてもらう取り組みです。
光市では、これまで利用対象は、小学6年生までとなっていましたが来月から中学3年生までとなります。
その背景にあるのが…「部活動の地域移行」です。
光市では、2026年度中に中学校の部活動から地域クラブに完全移行します。
その際、保護者の送迎といった課題が考えられるため、サポート事業の対象を中学3年生まで引き上げることになったのです。
そのPR役として白羽の矢が立ったのが光高校演劇部。
脚本も自ら考えた高校生たち。
自然な会話で組み立てることで取り組みを身近に感じてもらえるよう工夫したといいます
(光高校演劇部 藤弘心寧前部長)
「ファミサポで子育てで困っているお母さんとかにこういう取り組みがあるよっていうのをまず知ってもらってさらに自分も使ってみようかなというところまで、気軽に使ってほしいので重く考えずにちょっと使ってみようかなというきっかけにこの動画がなったらうれしいなと思います」
光高校演劇部が作成したPR動画は光市の公式YouTubeで見ることができます。