【岩国基地】海兵隊員による傷害事件 山口県や岩国市が岩国基地に再発防止を要請
今月4日、アメリカ軍岩国基地の海兵隊員の男が傷害の疑いで逮捕されたことを受け県や岩国市は6日、基地などに再発防止を要請しました。
5日、傷害の疑いで送検されたのは、アメリカ軍岩国基地の海兵隊員の男(20)です。
今月4日午前4時ごろ、岩国市麻里布町の路上で面識のない76歳の無職の女性の顔を右手で複数回殴り、全治2週間の打撲を負わせた疑いが持たれています。
海兵隊員は犯行当時、酒を飲んでいた状態で、「やっていない」と容疑を否認しています。
県や岩国市は6日、「昨年以降、基地関係者による飲酒を伴った事案が続いており、周辺住民に大きな不安を与えている」などとし、綱紀保持と再発防止の徹底を基地と防衛省に要請しました。
基地側は、「今回の容疑がかけられている行動は我々の価値観に反するものであり、軍人にはコミュニティの立派な一員であれと求めている」などと回答したということです。