高校生が企画した600発の”輪島復興花火”「未来につながる花火になってほしい」
23日の夜、輪島市で開催される夏祭りのフィナーレに、地元の高校生が企画した花火が打ち上げられます。生徒たちがその準備を進めました。
午後、輪島市の海辺では。花火師と共に花火大会の準備をしているのは、輪島高校の2年生9人です。
9人は、地域課題の解決に取り組む授業の一環で「輪島復興花火プロジェクト」を発足。クラウドファンディングでおよそ190万円の資金を集め、地元の神社や花火師の協力で花火大会の実施に漕ぎつけました。
生徒:
「皆さんからもらったメッセージを花火にはっています」
また、花火には、支援者などから寄せられた応援や復興を祈るおよそ200通のメッセージが貼り付けられました。
生徒:
「きれいなのはもちろんですけど、明日頑張ろうと思ってくれたり、花火見てうれしいと思ってくれたら」
「輪島の未来につながる花火になってほしいです」
花火は、午後7時40分から始まり、15分間ほどでおよそ600発が打ち上げられる予定です。