県内のデジタル化推進へ 金沢大とIT関連企業団体が連携協定
県内のデジタル化を推進しようと、金沢大学と情報システム関連企業の団体が連携協定を結びました。
26日、金沢大学融合学域と県情報システム工業会が協定を結び発足した「KU×ISA 金沢を科学する共創プロジェクト」。
このプロジェクトは、人材教育などによるICTの普及や活用の促進を通して社会課題の解決やイノベーションの創出などを目指すものです。
今年度はトライアルとして会員企業による金大生の冬季インターンシップを受け入れるほか、次年度からは会員企業による新事業を起こすための演習や、共同研究プロジェクトの立ち上げなどが予定されています。
■石川県情報システム工業会・小清水良次会長
「学生の皆様が実践的なスキルを身に着け、将来のリーダーとして、できれば地元企業に就職し活躍していただける。そういう基礎となる提携となることを期待しています」
そのほか今回の能登半島地震で懸念されるICT人材の流出抑制にも取り組みたいとしています。