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【解説】石川県内 18日から19日午前に雪強まる見込み 低温と大雪に注意 

2025年2月17日 18:35
【解説】石川県内 18日から19日午前に雪強まる見込み 低温と大雪に注意 

市川 栞 キャスター:
ここからは、気象予報士の小野さんとお伝えします。お願いします。

小野 和久 気象予報士:
大雪が心配される理由は、今回も 3つあります。

小野:
・前回と同じ程度の強い寒気が居座る
・冬型の気圧配置が1週間程度は続く
・JPCZが発生して、石川県内にかかる可能性がある…という3つです。

小野:
気象台の週間予報です。24日の来週月曜日まで雪のマークが長く続きます。気象台の情報では加賀地方の山地を中心に、18日の夜から19日の午前中にかけて、雪の降り方が強まる見込みです。そして、日中の気温は4度以下、朝は氷点下と、かなり低いでしょう。

18日朝7時から雪と風の予想です。18日は断続的に雪が降り、夜に帯状の雪雲が加賀地方に予想されています。ただ、停滞はせず、19日は加賀地方の山地が雪の中心です。一部は平地にも予想されています。

市川:
風も強いですね。

小野:
20日は、雪の降らない時間もありそうです。これはひとつのコンピューターの予想です。JPCZが発生して停滞すると、雪の降り方が強くなります。

小野:
24時間に予想される降雪量です。18日夕方までの多い所で、平地では加賀・能登ともに15センチ、19日夕方までは、多い所で平地では加賀・能登ともに20センチ、その後、20日までは多い所で平地で10センチの予想です。

市川:
特に、19日にかけては山地の量が多いですが、平地での降り方にも注意が必要ですね。

小野:
2月上旬の前回の時よりも、予想の数字自体は少ないのですが、油断はしないでください。

小野:
注意したいポイントです。

・寒気と冬型が長く続く
・期間が長いので、雪の降り方、低温に注意
・地震で損傷した建物が雪の重みでさらに損傷する可能性など、注意してください。

市川:
小野さんとお伝えしました。

最終更新日:2025年2月18日 11:37