【気象予報士解説】再び強まる寒気 石川県内の雪ピーク 加賀は8日夕方 能登は昼前まで
小野 和久 気象予報士:
今夜7日夜から、再び強い寒気が入り、冬型の気圧配置も強まります。加賀ではあす8日夕方にかけて、能登ではあす8日昼前にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒が必要です。
7日夜の予想天気図です。7日夜が寒気のピークです。冬型の気圧配置も強まります。
小野:
8日の予想天気図です。寒気は、石川県内を覆ったままです。強い冬型の気圧配置も続きます。
小野:
このあとから8日朝までの雪雲の予想です。県内には雪雲が次々と流れ込む予想です。
越崎:
ところどころにやや発達した雪雲がかかってきます。こういった場所では注意・警戒が必要ですね。
小野:
別のコンピューターで、雪と風の予想を見ていきましょう。今夜7日夜9時には、JPCZと呼ばれる大雪をもたらす雪雲の帯が、加賀地方を中心にかかる予想です。あす8日朝にかけて、JPCZの雪雲の帯は南下していく見込みです。ただ、石川県内には雪雲が残ります。あす8日の日中は、能登の雪は午前中に弱まりますが、加賀では夕方以降も降りやすい予想になっています。
越崎:
風の強い状態が続きますね。
小野:
予想される降雪量です。12時間ごとに分けてお伝えします。このあとからあす8日朝までは、多い所で平地では加賀・能登ともに20センチ、8日朝以降から夕方までは、多い所で平地では加賀・能登ともに10センチの見込みです。
越崎:
今夜7日夜のほうが多く降るんですね。
小野:
加賀ではあす8日夕方にかけて、能登ではあす8日昼前にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒をお願いします。
越崎:
小野さんとお伝えしました。