漁業再開への一歩 地盤隆起で船が出せない輪島港で 海底の土砂を取り除く工事開始
能登半島地震の発生から、47日目。
地盤の隆起などにより、漁船を出せなくなっている輪島港では、きょうから、海底の土砂を取り除く工事が行われています。
NNN取材団・田中 耕平記者
「輪島港では、ついさきほど、30分ほど前から、大がかりな工事が始まりました。こちらの大きなクレーンで海底の土を掘り、船の上に移す作業が行われています。」
輪島港では、能登半島地震により、海底の地盤がおよそ2メートル隆起したほか、津波で大量の土砂が流れ込むなどし、場所によっては、水深が1メートルほどまで浅くなっていて、およそ200隻の漁船が港から出られない状態が続いています。
こうした状況を受け、国土交通省は、漁船を移動するのに必要な水深を確保するために、さきほど、午前11時から港の底にたまった土砂を取り除く工事を始めました。
石川県漁業協同組合 輪島支所
上濱 敏彦・統括参事:
「船をつける場所をまず浚渫して、順次(船を)引っ張り出して移動させて」
「時間的にはかかるかもしれないが、これが漁業の再開に向けての一歩かなと思う」
能登半島地震による地盤の隆起の影響で、輪島市や珠洲市の外浦海域の漁港では、海底が露出するなど、石川県の60か所の漁港で被害が確認され、少なくとも、230隻以上の漁船が、転覆、沈没、座礁などの被害を受けたということです。
初日のきょうは、この後、午後3時まで工事が行われ、あす以降も続けられます。
地盤の隆起などにより、漁船を出せなくなっている輪島港では、きょうから、海底の土砂を取り除く工事が行われています。
NNN取材団・田中 耕平記者
「輪島港では、ついさきほど、30分ほど前から、大がかりな工事が始まりました。こちらの大きなクレーンで海底の土を掘り、船の上に移す作業が行われています。」
輪島港では、能登半島地震により、海底の地盤がおよそ2メートル隆起したほか、津波で大量の土砂が流れ込むなどし、場所によっては、水深が1メートルほどまで浅くなっていて、およそ200隻の漁船が港から出られない状態が続いています。
こうした状況を受け、国土交通省は、漁船を移動するのに必要な水深を確保するために、さきほど、午前11時から港の底にたまった土砂を取り除く工事を始めました。
石川県漁業協同組合 輪島支所
上濱 敏彦・統括参事:
「船をつける場所をまず浚渫して、順次(船を)引っ張り出して移動させて」
「時間的にはかかるかもしれないが、これが漁業の再開に向けての一歩かなと思う」
能登半島地震による地盤の隆起の影響で、輪島市や珠洲市の外浦海域の漁港では、海底が露出するなど、石川県の60か所の漁港で被害が確認され、少なくとも、230隻以上の漁船が、転覆、沈没、座礁などの被害を受けたということです。
初日のきょうは、この後、午後3時まで工事が行われ、あす以降も続けられます。