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「のとじま水族館」一部の飼育生物、別の施設に移動 カマイルカ5頭は横浜・八景島シーパラダイスに

2024年2月3日 15:33
「のとじま水族館」一部の飼育生物、別の施設に移動 カマイルカ5頭は横浜・八景島シーパラダイスに
能登半島地震の影響で断水が続き、休館中の「のとじま水族館」が、62の飼育生物について、県内外の施設への移動完了や移動のメドが立ったと発表しました。

七尾市の「のとじま水族館」は現在、電力は確保できているものの、能登半島地震の影響で断水が続いていて、休館中となっています。

こうした状況の中、のとじま水族館は2日、9種類62の飼育生物について、県内外の施設への移動完了や移動のメドが立ったと発表しました。

これまでにゴマフアザラシ2頭、コツメカワウソ2匹などが「いしかわ動物園」に移動したほか、カマイルカ5頭が「横浜・八景島シーパラダイス」に移動するなどしたということです。

のとじま水族館では、残る魚類を中心とした生物の飼育環境の維持に務めるとしていて、館長は「職員一人ひとりが飼育生物たちの命を守ることを最優先に日々業務を行っております」「ご協力頂きました全ての園館と関係者の皆様に心より感謝申し上げます」とコメントしています。

のとじま水族館ではこれまでに、地震の影響で、飼育していたジンベエザメ2匹(「ハク(メス)」、「ハチベエ(オス)」)が死んだと発表していました。

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