この町をどう復興していくのか…町の未来について自治体と住民が意見交換 能登町
これまで暮らしてきた町をどう復興していくのか。
能登町できょう自治体と住民が町の未来について考える意見交換会が開かれました。
元日の地震で住宅およそ6千500棟のほか道路などに大きな被害が出た能登町。
今後、インフラや生業の再建に向けて、年内をめどに復興計画を策定する予定です。
こうしたなか町では先週から町内14か所をまわる住民との意見交換会を開いていてきょうは山間部の地域で意見が交わされました。
住民:
「うちの地区内に山が崩れてきて水田の方へ堆積しとるところがあるんですけども」
能登町担当者:
「面積に関係なくかかった事業費の3%が今のところ負担金として考えております」
住民:
「(道路が)仮復旧するのは予定はどのくらいになるんですか」
能登町担当者:
「やはりこういう大災害ということですべての工事が3年以内に終わるのはなかなか厳しそうな状況です」
能登町・大森 凡世 町長:
「目標を定めてそこにどんな事業を肉付けしていくかっていうところなのでとりあえず意見を吸い上げて」
「それぞれの地域に寄り添った形で何とか組み入れていきたいという思いですね」
能登町では、町内に加え今週土曜には金沢市内で町の外に避難している人を対象とした意見交換会を開くとしています。