被災企業を救う一手 「在籍型出向」とは? 説明会各地で開催
地震の影響で雇用の維持が難しい企業に対し、従業員が一定期間、他の企業へ出向する「在籍型出向」の説明会が七尾市内で開かれました。
きょうの説明会では籍を残したまま一定期間、別の企業で働く在籍型出向という仕組みは受け入れ先の企業の業績向上にもつながり、出向元と出向先双方の企業にメリットがあることなどが説明されました。
また能登半島地震に伴う特例措置として、休業や在籍型出向を行った出向元の企業には雇用調整助成金が2割近く引き上げられるということです。
ケー・エヌ・テー 髙島 聡 社長:
「こういう制度を活用して、何とか会社も残して従業員もちゃんとスキルアップもして、将来戻って来た時には地震前以上のことができると売り上げの増にもつながると思うので」
同様の説明会は今月28日にも輪島市内で開かれます。