去年より3割以上値上がりも… 新米コシヒカリ店頭に コメ不足解消へ期待
県内で収穫されたコシヒカリの新米が11日、県内のスーパーなどの店頭に並びました。このうち白山市にあるスーパーでは新米のコシヒカリを並べたコーナーが設けられました。
米心石川によりますと、ことしは気温の高い日が続き生育が心配されましたが昼夜の寒暖差があったため出来がよく、粒の大きさも例年並みだということです。
価格は生産コストの高騰もあり、去年の新米と比べて3割以上値上がりしているということですが、全国的にコメが品薄となる中、新米の入荷に買い物客からは歓迎する声が聞かれました。
「ごはん(白米)だけでもおいしくて大好きやし秋になってきたなと思うし嬉しい」
米心石川 米穀営業課・山口幸平さん
「9月10月とこれから新米が続々と出てきますので皆さん慌てずにまたお買い求めいただければと思います」
このあと、ひゃくまん穀や県外産の新米の入荷がそろえば今月末ごろには米不足は落ち着く見込みだということです。