“加賀の海”舞台の悲しい民話「お夏のがんど」アニメに 地元の子どもにお披露目
加賀市に伝わる海にまつわる民話がアニメーション化され14日、地元の子ども達にお披露目されました。
アニメ化された民話は、加賀市橋立町に伝わる「お夏のがんど」という物語。
日本昔ばなし協会などが行っているプロジェクトが、海にまつわる民話に込められた思いや教訓を次の世代に伝えていこうと、制作したアニメーションです。
サザエを採るため海に潜っていたお夏が、誰も入ってはいけないと言われていたほら穴まで行ってしまい、戻ってこられなくなってしまった悲しい話です。
「あの中は誰も入ってはいけないと聞く。でも母様の喜ぶ顔が見たい…」
参加した子どもは:
「改めて海の怖さを知ったので良かったなと思いました」
「(この話は知ってた?) あまり知らなかったです。こんなことがあったということと、これからも伝えていきたい」
完成した作品は15日正午から、公式サイトなどで公開されるということです。