災害関連死 新たに10人を認定 能登半島地震の犠牲者515人の見通しに
能登半島地震による災害関連死を判定する審査会が14日開かれ、新たに10人が認定を受けました。これで石川県内の災害関連死は280人になる見通しです。
石川県は、14日に開いた災害関連死の認定審査会で、申請のあった18件のうち10人を災害関連死に認定しました。
内訳は輪島市で8人、能登町で2人となっており、生活環境の変化による負荷や停電、断水などによる体力の低下が主な原因となっています。
また、6人は地震との因果関係が認めらないとして認定されず、2人が継続審査の対象となりました。
今後それぞれの市や町で正式に認定されれば、富山県・新潟県を含めた能登半島地震による災害関連死は287人となり、直接死と合わせると犠牲者は515人になる見通しです。
最終更新日:2025年1月15日 11:58