知覧飛行場への空襲や撃沈される特攻機も…大分の市民団体がアメリカから収集した映像公開
太平洋戦争の映像を収集している大分の市民団体が新たな映像を公開しました。特攻作戦の拠点となった知覧の飛行場が空襲を受ける様子や海上で砲撃を浴びる特攻機が映し出されています。
対空砲火を浴び、空中分解して海へ落ちる特攻機。脱出したパイロットが落下傘で降下しています。戦時中のアメリカ側の資料を収集・解析している大分の豊の国宇佐市塾が新たに12点の映像を公開しました。
特攻隊の拠点となっていた南九州市の知覧飛行場が空襲にさらされる様子も。標的は戦闘機でしたが、知覧では飛行場から離れたところに掩体壕を作り機体を隠していたため、数機しか発見できなかったとのアメリカ軍の記録も残っているといいます。その同じ日に、指宿航空基地で飛行艇の残骸を攻撃する映像。広島に原爆が投下された8月6日、曽於市の岩川駅や周囲の民家が機銃掃射を受ける映像も公開されました。
(豊の国宇佐市塾 平田崇英代表)
「空襲というのは今の人たちはイメージ出来ないと思うがあれ(映像)を見ると非常にリアリティがある。我が町も戦場だった、80年前にこんなことがあったと知るという意味では非常に大きい」
豊の国宇佐市塾では集めた映像を通して戦争の悲惨さや平和の大切さを子ども達に伝えたいとしています。
対空砲火を浴び、空中分解して海へ落ちる特攻機。脱出したパイロットが落下傘で降下しています。戦時中のアメリカ側の資料を収集・解析している大分の豊の国宇佐市塾が新たに12点の映像を公開しました。
特攻隊の拠点となっていた南九州市の知覧飛行場が空襲にさらされる様子も。標的は戦闘機でしたが、知覧では飛行場から離れたところに掩体壕を作り機体を隠していたため、数機しか発見できなかったとのアメリカ軍の記録も残っているといいます。その同じ日に、指宿航空基地で飛行艇の残骸を攻撃する映像。広島に原爆が投下された8月6日、曽於市の岩川駅や周囲の民家が機銃掃射を受ける映像も公開されました。
(豊の国宇佐市塾 平田崇英代表)
「空襲というのは今の人たちはイメージ出来ないと思うがあれ(映像)を見ると非常にリアリティがある。我が町も戦場だった、80年前にこんなことがあったと知るという意味では非常に大きい」
豊の国宇佐市塾では集めた映像を通して戦争の悲惨さや平和の大切さを子ども達に伝えたいとしています。
最終更新日:2025年3月24日 10:37