「素敵な友達がたくさんできた」鹿児島市の八幡小学校で卒業式 黒板アートのサプライズ 贈ったのは…
24日県内のほとんどの小学校で卒業式が行われました。鹿児島市の八幡小学校ではサプライズで卒業生へ黒板アートのプレゼントが。贈ったのは先生でも保護者でもない、意外な人たちでした。
鹿児島市の八幡小学校では6年生108人が卒業の日を迎えました。保護者や在校生が見守る中、名前を呼ばれた卒業生たちは卒業証書を受け取りました。
式では、内田奈緒美校長から「学んだことを宝にして新たな第一歩を踏み出してください」とはなむけの言葉が贈られました。
卒業生たちは保護者や先生に感謝の気持ちを伝え合唱しました。
(卒業生)
「悲しいときもあったし、嬉しいときもあった6年間でした。この経験を活かして、中学や高校、大学も頑張りたい」
(卒業生)
「すてきな友達がたくさんできて楽しかった。中学校では友達づくりと勉強を頑張りたい」
卒業式が行われた体育館の外にはサプライズがありました。八幡小学校では2024年10月から校庭の改修工事をしていて、工事を行っている建設会社が「黒板アート」を贈り、卒業生の門出を祝いました。
(森山(清)組・若松美咲さん)
「校庭(の工事)をしている間に児童のみなさんの明るい声を聞いて、元気をもらっていたのでその感謝を伝えたいと思い書かせていただきました」
卒業生たちは6年間の思い出を胸にそれぞれの未来に向かって学び舎を後にしました。