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コロナ禍で入学「どうなるかと…」 志學館大学で卒業式  334人が旅立ち

2025年3月19日 18:05
コロナ禍で入学「どうなるかと…」 志學館大学で卒業式  334人が旅立ち
 鹿児島市の志學館大学で19日、卒業式が行われ、大学生と大学院生合わせて334人が旅立ちの日を迎えました。

 式では飯干紀代子学長が「皆さんの進む道が誰かの関心に翻弄されることなく自らの意思によってたくましく柔軟に切り開くことを祈っている」とはなむけの言葉を贈りました。

(卒業生代表 福留太陽さん(法律学科)
「困難に遭遇する場面も多々あると思うが自ら選んだ選択肢が正解だったと胸を張って言えるように卒業生一同ここで学び培った力や経験を糧に日々精進する」

 入学後2年間をコロナ禍で過ごした学生たち。どんな大学生活だったのでしょうか。

(卒業生)
「どうなるかと思って始まったが今思ったらたくさん自分の中の殻を破って挑戦できた。楽しかった」「先輩たちと仲良くなるタイミングがなかったが、3、4年で後輩と仲良くできたのでそのつながりを後輩たちにつなげてほしい」
「コロナ禍で友達を作るのも最初難しくて誰と話していいかもわからなかったが、コロナが明けたらみんなと話す機会も増えてよかった」
「4年間本当にあっという間でもうちょっとここにいたい気持ちもあるが新しく出発という意味でも決心がついた卒業式だった」

 卒業生はこれから始まる新生活に向けて晴れやかな表情でキャンパスを後にしました。
最終更新日:2025年3月19日 18:05