九州・沖縄の食と工芸品を集めた物産展「好き♡SUKI九州」が19日から鹿児島市の山形屋で始まりました。

　長崎名物、ほっかほかの角煮まんじゅうに、揚げたての天然フグのから揚げ。

　19日から鹿児島市の山形屋で始まった「好き♡SUKI九州」。九州・沖縄の8県から集めた約1100品が並んでいます。

　こちらは、長崎県対馬産の脂が乗った天然アナゴを使ったにぎり寿司。

（間世田桜子キャスター）
「やわらかいですね」
（うお泉・藤澤正樹さん）
「天然の活〆のアナゴを使っていますから柔らかくなっている。タレもこだわって、アナゴの頭を煮込んでダシをとっている」

　今回で2回目の開催。担当者も気合いたっぷりです。

（山形屋 企画担当・酒井祐也 課長）
「九州というひとつの地域をぎゅぎゅっと集めて、なかなか九州だけど近いようで遠いという場所もあるので会場だけで九州全部を味わってほしいということで開催」

　会場には初日から多くのお客さんで賑わいました。

（客）
「旅行とか行かないので珍しいものがないかなって。あっという間にわーっと買っちゃった。最初はからし蓮根とか良いなと思って来たが、いつの間にか違うものをいろいろ買っちゃって」

　旅行気分で楽しめるのも物産展の魅力。今回、初登場したブースも。

（間世田桜子キャスター）
「今回初めて登場したのがセレクトショップです」

　その土地でしか手に入らない、ご当地限定商品も並んでいます。

　会場で特に人気を集めていたのがこの時期の旬、イチゴを使ったスイーツです。

　こちらは、フランス料理の国際大会で準優勝した、鹿島 匡人シャフが手がけるパフェ。使うのは、収穫したばかりの鹿児島県産のイチゴ。コクのあるピスタチオのアイスとイチゴのシャーベットの組み合わせが春を感じさせてくれます。

　一方、こちらはコーヒー豆の形をしたデニッシュをあまおうのチョコレートにつけたこの時期限定のスイーツ。外はサクサク、中はふんわり食感が楽しめます。

　会場ではこのほか、熊本県の肥後象がんなど、工芸品も揃っています。

　「好き♡SUKI九州」は、鹿児島市の山形屋で今月24日まで開かれています。