小学生年代の日本一を決める全日本U-12サッカー選手権大会。県代表の座を初めてつかみ取った「SORRISO鹿児島」を取材しました。

　霧島市で活動するソレッソ鹿児島U-12。指宿市で11月に行われた全日本U-12サッカー選手権の県予選で準決勝で去年の王者・太陽SCを破ると、決勝では5対0という圧倒的な攻撃力と鉄壁の守りで初優勝を果たしました。

　チームを率いるのは後藤 舜介監督26歳。監督を務めるのは人生で初めてです。

（ソレッソ鹿児島・後藤 舜介監督（26））
「自分が監督になって初めて伝えたのが”日本一”。夏以降、スタイルを変えて選手にフィットする戦い方をした。速くゴールを目指す」

　チームの心臓は神窪渉希キャプテン。中盤で攻撃の起点となり、守備では相手のチャンスの芽を潰します。

（ソレッソ鹿児島・神窪渉希主将）
「ちょっと緊張感もあるけど楽しみの部分が多い。いけるとこまで行って、絶対優勝したい」

　ダイナミックな攻撃が持ち味の谷山泰規選手は、得点王を狙っています。

（ソレッソ鹿児島・谷山泰規選手）
強い敵と戦うのがすごく楽しみで、どこまで通用するかを知りたい」

　身長170センチの守護神河野陽斗選手は「崩れないメンタルの強さ」も高く評価されています。

（ソレッソ鹿児島・河野陽斗）
「最後の砦は僕だという意識。全国ナンバーワンGKで、MVPを取れるように頑張る」

　ソレッソ鹿児島が初めて出場する全日本U-12サッカー選手権大会は、12月26日に鹿児島で開幕します。

「全国大会優勝目指して頑張るぞ。ソレッソ最高！」