2027年リニューアル予定のフレスポジャングルパーク デザイン案の最優秀賞は?
鹿児島市与次郎のフレスポジャングルパークは2027年のリニューアルに向け、学生からデザインのアイデアを募集していました。80作品の応募の中から5作品に絞って行われた最終審査。最優秀賞に輝いた、斬新なアイデアとは?
このデザインコンペは、鹿児島市与次郎のフレスポジャングルパークが2027年夏前のリニューアルオープンに向け運営する大和リースが県内の大学生や高校生からデザインのアイデアを募集したものです。
提案には条件があります。原則、現在の建物はそのままで大きな変更はできません。映画館の規模や位置も変更できません。一方、飲食店が入るグルメモールは解体することが決まっていてこのエリアをどのようにしていくのか、アイデアが問われました。
80作品の中から選ばれた5作品が8日、最終審査に臨みました。審査では学生たちがイメージ図をもとに、審査員に発表しました。鹿児島大学の栗山直也さんは施設内に電車を走らせるという驚きの提案をしました。
(鹿児島大学・栗山直也さん)
「屋外から屋内まで線路がつなぐ空間を作ります。線路を通すことで時間と空間が移り変わって、よりワクワク非日常な体験をつくりだす」
時速11キロの速さで施設内を1時間かけて回る電車を走らせることで回遊性を高め、非日常の感覚を味わえるというアイデアです。別の作品ではアスレチックエリアを整備しアウトドアスポーツの拠点とする案や、テナントの仕切りをカーテンにして開放感を演出する案などが示されました。
80作品の中で最優秀賞を受賞したのは鹿児島高専の学生3人が提案した作品でした。
(鹿児島高専3年 西裕莉愛さん 橋本ららさん 松田碧華さん)
「テーマは軌緑、緑に刻まれた軌跡を繋ぐです。屋上まで続く長い軌緑の坂道。敷地全体を緑で囲む新しいフレスポジャングルパークを提案します」
フレスポジャングルパークが出来る前は、熱帯植物園とジャングルパーク遊園地があり、緑あふれる憩いの場でした。そんな憩いの場をもう一度造りたいという思いから、「これまでの軌跡をつなぐ緑、軌緑」を提案しました。今も残る遊園地のシンボル、アコウの木からグルメモール跡地の屋上までを緑豊かなスロープに。
(鹿児島高専3年 西裕莉愛さん 橋本ららさん 松田碧華さん)
「かつての熱帯植物園を思い出させる木々や花畑、アコウの木を眺めながら一息ついたり、坂を利用した運動イベントも行ったりすることで、健康促進にもつながると考えている」
屋上庭園にはコーヒースタンドや広場を設け、一息つける空間をイメージしました。
(鹿児島高専3年 西裕莉愛さん 橋本ららさん 松田碧華さん)
「3人の意見をまとめた時にアコウの木から屋上につながる長いスロープっていうのがすごくいいんじゃないかという意見にまとまって。3人じゃなかったらこの作品はうまれなかった」
(大和リース・山本 圭一 審査員長)
「スロープを緑にしましただけでなく、そこをどうやって使うかを考えていましたので、そのあたりがすごいなと感動しました」
大和リースは80作品を参考にして、2026年11月に着工。2027年夏前のリニューアルオープンを予定しています。
このデザインコンペは、鹿児島市与次郎のフレスポジャングルパークが2027年夏前のリニューアルオープンに向け運営する大和リースが県内の大学生や高校生からデザインのアイデアを募集したものです。
提案には条件があります。原則、現在の建物はそのままで大きな変更はできません。映画館の規模や位置も変更できません。一方、飲食店が入るグルメモールは解体することが決まっていてこのエリアをどのようにしていくのか、アイデアが問われました。
80作品の中から選ばれた5作品が8日、最終審査に臨みました。審査では学生たちがイメージ図をもとに、審査員に発表しました。鹿児島大学の栗山直也さんは施設内に電車を走らせるという驚きの提案をしました。
(鹿児島大学・栗山直也さん)
「屋外から屋内まで線路がつなぐ空間を作ります。線路を通すことで時間と空間が移り変わって、よりワクワク非日常な体験をつくりだす」
時速11キロの速さで施設内を1時間かけて回る電車を走らせることで回遊性を高め、非日常の感覚を味わえるというアイデアです。別の作品ではアスレチックエリアを整備しアウトドアスポーツの拠点とする案や、テナントの仕切りをカーテンにして開放感を演出する案などが示されました。
80作品の中で最優秀賞を受賞したのは鹿児島高専の学生3人が提案した作品でした。
(鹿児島高専3年 西裕莉愛さん 橋本ららさん 松田碧華さん)
「テーマは軌緑、緑に刻まれた軌跡を繋ぐです。屋上まで続く長い軌緑の坂道。敷地全体を緑で囲む新しいフレスポジャングルパークを提案します」
フレスポジャングルパークが出来る前は、熱帯植物園とジャングルパーク遊園地があり、緑あふれる憩いの場でした。そんな憩いの場をもう一度造りたいという思いから、「これまでの軌跡をつなぐ緑、軌緑」を提案しました。今も残る遊園地のシンボル、アコウの木からグルメモール跡地の屋上までを緑豊かなスロープに。
(鹿児島高専3年 西裕莉愛さん 橋本ららさん 松田碧華さん)
「かつての熱帯植物園を思い出させる木々や花畑、アコウの木を眺めながら一息ついたり、坂を利用した運動イベントも行ったりすることで、健康促進にもつながると考えている」
屋上庭園にはコーヒースタンドや広場を設け、一息つける空間をイメージしました。
(鹿児島高専3年 西裕莉愛さん 橋本ららさん 松田碧華さん)
「3人の意見をまとめた時にアコウの木から屋上につながる長いスロープっていうのがすごくいいんじゃないかという意見にまとまって。3人じゃなかったらこの作品はうまれなかった」
(大和リース・山本 圭一 審査員長)
「スロープを緑にしましただけでなく、そこをどうやって使うかを考えていましたので、そのあたりがすごいなと感動しました」
大和リースは80作品を参考にして、2026年11月に着工。2027年夏前のリニューアルオープンを予定しています。
最終更新日:2025年3月10日 19:28