東日本大震災から14年…鹿児島市役所で黙とう鹿児島市から154人が現地で活動
東日本大震災から、11日で14年です。鹿児島市役所では、犠牲者の冥福を祈り職員が黙とうを捧げました。
午後2時46分。鹿児島市役所では地震が発生した時刻に黙とうが捧げられました。
鹿児島市は震災直後からおととしまで、被災地へ職員を派遣していました。これまでに154人が現地で活動し、気仙沼市で橋の工事を中心に携わってきました。
そのひとり、道路建設課の後藤 光佑さんです。
(道路建設課・後藤 光佑 主査)
「毎年この黙とうの時間には東北の時に出会った職員の方、地域の方のことを思いながら黙とうをしている」
普段から災害に対する意識を高めておくことが大切だと話します。
(道路建設課・後藤 光佑 主査)
「鹿児島でも地震があるとすれば湾直下型の地震や南海トラフで3mぐらいの津波が来るという想定もあり、他人事ではないと思っている。職員一人一人が対応できるようなスキルをかねてから磨いておかないといけないというのは感じた」
また、鹿児島市の商店街には被災地の復興を祈るピアノの調べと歌声が響きました。
2011年、九州新幹線の全線開業を前に日本で初めてストリートピアノを設置した一番街商店街。全線開業する3月12日にイベントを予定していましたが、前日に東日本大震災が発生し、当日、ピアノを弾く人はいませんでした。翌年の3月11日に始まった歌や演奏を通して被災地に祈りを捧げるセレモニーは徐々に全国に広がり、今年は12道府県の21の会場で同時に行われました。
(16歳)
「その時の記憶はないけど防災教育を幼稚園から受けてきて東日本大震災があってから。今日はいろいろ考える機会になればと思って来た」
(毎年参加する男性)
「2011年3月11日もですけど今回山火事でまた災害に見舞われて本当にお気の毒。我々にできるのはちょっとした寄付やこうしてお祈りするしかない」
(坂上 益啓さん)
「毎年来られている方もたくさんいるのでそういう方々と心を一つにして被災地に想いを馳せる時間が尊い時間だと思った」
14年間愛された初代のストリートピアノは劣化が進んだため9日に引退。11日、2代目のピアノのお披露目にもなりました。
(坂上益啓さん)
「2代目も初代と変わらず皆さんに利用していただいて末永く愛していただきたい」
集まった人から寄せられた募金は被災地に届けられるということです。東日本大震災では1万5900人が亡くなり、現在も2520人の行方がわかっていません。
午後2時46分。鹿児島市役所では地震が発生した時刻に黙とうが捧げられました。
鹿児島市は震災直後からおととしまで、被災地へ職員を派遣していました。これまでに154人が現地で活動し、気仙沼市で橋の工事を中心に携わってきました。
そのひとり、道路建設課の後藤 光佑さんです。
(道路建設課・後藤 光佑 主査)
「毎年この黙とうの時間には東北の時に出会った職員の方、地域の方のことを思いながら黙とうをしている」
普段から災害に対する意識を高めておくことが大切だと話します。
(道路建設課・後藤 光佑 主査)
「鹿児島でも地震があるとすれば湾直下型の地震や南海トラフで3mぐらいの津波が来るという想定もあり、他人事ではないと思っている。職員一人一人が対応できるようなスキルをかねてから磨いておかないといけないというのは感じた」
また、鹿児島市の商店街には被災地の復興を祈るピアノの調べと歌声が響きました。
2011年、九州新幹線の全線開業を前に日本で初めてストリートピアノを設置した一番街商店街。全線開業する3月12日にイベントを予定していましたが、前日に東日本大震災が発生し、当日、ピアノを弾く人はいませんでした。翌年の3月11日に始まった歌や演奏を通して被災地に祈りを捧げるセレモニーは徐々に全国に広がり、今年は12道府県の21の会場で同時に行われました。
(16歳)
「その時の記憶はないけど防災教育を幼稚園から受けてきて東日本大震災があってから。今日はいろいろ考える機会になればと思って来た」
(毎年参加する男性)
「2011年3月11日もですけど今回山火事でまた災害に見舞われて本当にお気の毒。我々にできるのはちょっとした寄付やこうしてお祈りするしかない」
(坂上 益啓さん)
「毎年来られている方もたくさんいるのでそういう方々と心を一つにして被災地に想いを馳せる時間が尊い時間だと思った」
14年間愛された初代のストリートピアノは劣化が進んだため9日に引退。11日、2代目のピアノのお披露目にもなりました。
(坂上益啓さん)
「2代目も初代と変わらず皆さんに利用していただいて末永く愛していただきたい」
集まった人から寄せられた募金は被災地に届けられるということです。東日本大震災では1万5900人が亡くなり、現在も2520人の行方がわかっていません。
最終更新日:2025年3月12日 12:00