指宿市が進化中!砂蒸し復活 絶景温泉はリニューアルへ 映えスポットも “偶然の産物”も盛り上げに
施設横の、のり面が崩れ営業休止を余儀なくされていた指宿市の砂むし温泉施設が5日営業を再開しました。指宿市では、砂むし温泉だけではなく、様々な施設やスポットでアップデートが進んでいます。鹿児島を代表する観光地の新たな表情とは?
(記者)
「開聞岳と東シナ海を望むこちらの砂むし温泉の施設。営業を休止していたが5日から再開」
指宿市の、山川砂むし温泉「砂湯里」は施設横の、のり面が土壌の風化で崩れた影響で3年前の11月から営業を休止していました。
しかし、のり面の復旧工事や施設の改修作業が終わり、5日から営業を再開しました。
(第1号の来館者・西高典さん)
「いつも見慣れている風景ではあるがやはり開聞岳や海を見て一番癒される場所。すごく気持ちがいい。砂の感覚がいい」
定番スポットの営業再開で更なる盛り上がりが期待される指宿市ですが、アップデートが進むのは、ここだけではありません。
絶景が望める露天風呂「たまて箱温泉」で有名なヘルシーランドです。
施設の老朽化に伴う改修工事を行うため、2024年6月から休館しています。
(指宿市産業振興部観光施設管理課・谷口義郎主幹)
「改修の進捗率が約30パーセント程度。露天風呂のほうはやはり観光施設の指宿市にとっても大きな目玉になる施設になると思う。県内外問わずたくさんの観光客の方に来てもらって地域の活性化につながれば」
ヘルシーランドはサウナを増設するなどし、2025年5月のリニューアルオープンを目指しています。
さらに、注目スポットは指宿港の海岸にも。
この海岸では、浸食された砂浜を再生し、堤防を整備する防災工事を国が進めています。それに合わせて市が行っているのが、約1キロにわたる緑地の整備です。
防災工事と緑地の整備で、生まれ変わる指宿港の海岸。市が付けた愛称は、「イエローコーストいぶすき」。
(指宿市建設部都市海岸整備課・窪田幸一郎課長)
「オーストラリアのゴールドコーストと指宿のイメージカラーのイエローを合わせたイエローコーストという名前を付けてここに来てほしいという映えスポットでモニュメントを立てた」
2027年度の完了を目指して工事が進められる中で偶然生まれた今しか見られない映えスポットも…
(記者)
「指宿港海岸では今防災工事が進められているがあちらの海に沈める波消しブロックがモアイにそっくりということで話題になっている」
モアイに似せた形にしたわけではなく、出来上がった波消しブロックが偶然モアイに似ていたそうです。波消しブロックは海に沈めるまでの間、工事が行われている規制の外に限り写真を撮ることができるということです。
防災事業をきっかけに、偶然の産物も取り入れながら観光を盛り上げる指宿市。
(指宿市建設部都市海岸整備課・窪田幸一郎課長)
「『まちは海から変わる』。この海岸ができることでこれを目指してきてほしい。この海岸ができることで皆さんが歩いて楽しめる。そしてまた来たくなるそういった指宿を整備していきたい」
進化を続ける観光地、「指宿市」のこれからに注目です。
(記者)
「開聞岳と東シナ海を望むこちらの砂むし温泉の施設。営業を休止していたが5日から再開」
指宿市の、山川砂むし温泉「砂湯里」は施設横の、のり面が土壌の風化で崩れた影響で3年前の11月から営業を休止していました。
しかし、のり面の復旧工事や施設の改修作業が終わり、5日から営業を再開しました。
(第1号の来館者・西高典さん)
「いつも見慣れている風景ではあるがやはり開聞岳や海を見て一番癒される場所。すごく気持ちがいい。砂の感覚がいい」
定番スポットの営業再開で更なる盛り上がりが期待される指宿市ですが、アップデートが進むのは、ここだけではありません。
絶景が望める露天風呂「たまて箱温泉」で有名なヘルシーランドです。
施設の老朽化に伴う改修工事を行うため、2024年6月から休館しています。
(指宿市産業振興部観光施設管理課・谷口義郎主幹)
「改修の進捗率が約30パーセント程度。露天風呂のほうはやはり観光施設の指宿市にとっても大きな目玉になる施設になると思う。県内外問わずたくさんの観光客の方に来てもらって地域の活性化につながれば」
ヘルシーランドはサウナを増設するなどし、2025年5月のリニューアルオープンを目指しています。
さらに、注目スポットは指宿港の海岸にも。
この海岸では、浸食された砂浜を再生し、堤防を整備する防災工事を国が進めています。それに合わせて市が行っているのが、約1キロにわたる緑地の整備です。
防災工事と緑地の整備で、生まれ変わる指宿港の海岸。市が付けた愛称は、「イエローコーストいぶすき」。
(指宿市建設部都市海岸整備課・窪田幸一郎課長)
「オーストラリアのゴールドコーストと指宿のイメージカラーのイエローを合わせたイエローコーストという名前を付けてここに来てほしいという映えスポットでモニュメントを立てた」
2027年度の完了を目指して工事が進められる中で偶然生まれた今しか見られない映えスポットも…
(記者)
「指宿港海岸では今防災工事が進められているがあちらの海に沈める波消しブロックがモアイにそっくりということで話題になっている」
モアイに似せた形にしたわけではなく、出来上がった波消しブロックが偶然モアイに似ていたそうです。波消しブロックは海に沈めるまでの間、工事が行われている規制の外に限り写真を撮ることができるということです。
防災事業をきっかけに、偶然の産物も取り入れながら観光を盛り上げる指宿市。
(指宿市建設部都市海岸整備課・窪田幸一郎課長)
「『まちは海から変わる』。この海岸ができることでこれを目指してきてほしい。この海岸ができることで皆さんが歩いて楽しめる。そしてまた来たくなるそういった指宿を整備していきたい」
進化を続ける観光地、「指宿市」のこれからに注目です。
最終更新日:2024年12月5日 19:16