仙巌園では、本場大島紬の魅力を存分に楽しめるイベントが14日から始まっています。

　ずらりと並ぶのは、鮮やかな彩りが目を引く、本場大島紬です。14日から仙巌園で始まった「本場大島紬フェスティバル」。

　鹿児島を代表する伝統的工芸品をより身近に感じてもらおうと、県内の工房などから新作の大島紬32点が集まりました。訪れた人の投票で選ばれた作品は、 内閣総理大臣賞を獲得できます。

　作品一つ一つに込められた細かな技術やそのユニークなデザインに、訪れた人は魅了されていました。

(ノルウェーから)
「とても美しい手作業の技術でそのユニークさが魅力。あれがお気に入り」

　また、会場では大島紬の機織り体験もできます。

　襟の部分などに大島紬を使ったシャツや、ユニークな柄のネクタイなど、30種類以上の小物も販売されています。

　本場大島紬フェスティバルは、鹿児島市の仙巌園で16日日曜日まで行われていて、着物を着て来園した人は入場無料だということです。