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「本当に困っちゃう…」生地や手芸用品を扱う『マブチ』仙台店 来年1月末に”閉店”へ 長年愛された老舗の閉店惜しむ声

2024年12月11日 19:02
「本当に困っちゃう…」生地や手芸用品を扱う『マブチ』仙台店 来年1月末に”閉店”へ 長年愛された老舗の閉店惜しむ声

生地や手芸用品を扱う「マブチ」仙台店が、来年1月末に閉店することが分かった。
街の人からは、長年愛されてきた老舗の閉店を惜しむ声が聞かれた。

来年2月に閉店する「イオン仙台店」の中にある生地や手芸用品を扱う「マブチファブリックス仙台店」。

齊藤千紘記者リポート
「イオン仙台店7階にあるマブチファブリックス仙台店です。こちらでは、ご覧のようにたくさんの手芸品が販売されています」

マブチ仙台店は、イオン仙台店の閉店に伴い、別の場所に移転する予定だったが、店によると「諸々の事情により断念」して来年1月末に閉店することになったという。

呉服店として1652年に創業。

2006年にいまの場所に移転するまでは、アーケードに路面店を構え、長年に渡り市民に愛されてきた。

店を訪れた人
「困ります。すごく困る。本当に困る。なくてはならないお店」
「(Q何年くらい通ってる?)何十年も」
「寂しい。不便。楽しみがなくなる」

マブチによると、盛岡(岩手)・山形・郡山(福島)にある3店舗やオンラインショップも順次閉店する予定で、仙台店では来年1月2日から「ファイナルセール」を行うという。

馬渕佑子社長は、ミヤギテレビの取材に対し「3世代にわたって生地を買ってくれた人もたくさんいます。長年愛してくださった皆さんに最後まで利用してもらって閉店したい」とコメントしている。

最終更新日:2024年12月11日 22:54