<有権者2人”投票できず”>衆院選の不在者投票・投票用紙『オンライン請求』に気づくの遅れる(仙台市・泉区選管)
仙台市の泉区選挙管理員会は、今回の衆院選で担当課が不在者投票の投票用紙のオンライン請求に気づくのが遅れ、有権者2人が投票できなかったことを明らかにした。
泉区選挙管理委員会によると、10月21日 泉区の有権者2人が不在者投票の投票用紙をオンライン請求したところ、担当課が請求に気づくのが遅れ、投票できなかったという。
泉区選管では、有権者にお詫びをするとともに、再発防止策として今後は受付名簿を作成し「複数人」で「1日に複数回」確認するなど漏れがないよう徹底する、としている。
また、今回の衆院選で使う投票箱を準備していたところ、前回衆院選と同じ日に行われた宮城県知事選の投票用紙の回収ミスがあったことも明らかになった。
26日に、泉区の上谷刈センター投票所で投票箱を組み立てていたところ、箱の中に投票用紙が2枚残されているのが見つかったという。
投票箱は折り畳み式になっていて、箱の隙間に投票用紙が挟まったことで見落とした可能性があるとしている。
投票用紙には、現職の村井知事の対立候補の名前が記載されていたが、公職選挙法による異議申し立ての期間が過ぎているため、選挙結果に変更はないという。