【高校サッカー選手権】東北学院(宮城)3回戦で涙 東海大相模(神奈川)に0対3で敗れる
第103回全国高校サッカー選手権は2日、各地で3回戦が行われた。37大会ぶり出場の宮城代表・東北学院はベスト8をかけ初出場の東海大相模(神奈川)と激突。
東北学院はここまでセットプレーからの得点と、DF阿部幹大(主将)とGK橋本脩礼を中心とした堅守で勝ち上がってきた。対する東海大相模は去年夏のインターハイではベスト16。つないで崩すパスサッカーが自慢だ。
試合は前半4分、東海大相模の左サイドからのクロスに頭で合わされ先制を許した(得点・MF小林晄也)。この試合のオープニングシュートがゴールに吸い込まれた。
その後は一進一退の攻防が続くも前半アディショナルタイム。警戒していた東海大相模のロングスローからヘディングでゴールネットを揺らされた(得点・DF塩田航央)。
0対2で折り返した後半。攻めの姿勢を貫く東北学院は後半25分、中央でのパス交換から左クロス。これに勢いよく飛び込んだDF壱岐翼のヘッドはゴールポスト右にわずかにそれた。
その後も追加点を許し、結果は0対3の力負け。東北学院、冬の快進撃は終わった。青に染まった応援スタンドからは健闘を称え温かい拍手がおくられた。